第31話〜第35話あらすじ紹介 | 韓国時代劇「ホジュン~宮廷医官への道~」ノーカット版

ドラマ

第31話 「ホ医院開業」| ホジュン~宮廷医官への道~

第31話 「ホ医院開業」| ホジュン~宮廷医官への道~

 医院の明け渡しを求めに来たユ・ウィテの妻は、その日のうちに荷物の大方を運び去り、見知らぬ男が新しい主となって医院にやって来た。あっけにとられるホ・ジュンたちをよそに、チャン・マンスと名乗る男は医院のあちこちを見て回り、種類ごとに分けた水甕を必要ないからと捨ててしまう。チャンはホ・ジュンを自分の医院に誘うが、ホ・ジュンにその考えはなく、ユ・ウィテの顔に泥を塗らぬよう、しっかり医院を守ってくれと言い残してユ医院を後にする。ユ医院も人の手に渡り、ユ医院の仲間たちは散り散りばらばらになって山陰を去り、ホ・ジュン一人家で科挙に向けた勉強に専念することにした。その頃、内医院のドジの将来を左右する一大事が起こっていた。ドジが世話をする恭嬪様が妊娠したのだ。宮医にとって出産は大変な慶事。これを無事に終われば大変な功労をあげることができる。ドジは早速妊婦にいいという鯉を手に入れ、特別な薬を作ってこのチャンスを手に入れようと闘志を燃やす。

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第32話「内医院へ」 | ホジュン~宮廷医官への道~

第32話「内医院へ」 | ホジュン~宮廷医官への道~

 念願の科挙を迎えたホ・ジュン。試験当日、ホ・ジュンは試験官も他の受験者もあっけにとられるほど早く答案を書き終え、試験場を後にした。試験後、答案の検討に入った内医院では、どの科目も欠けることなく見事に書き上げられたホ・ジュンの答案に誰もが舌を巻いた。続いて行われた2次試験は、背講といい、医書に記された内容を暗唱する試験だった。ホ・ジュンはよどみなく答えを述べ、さらに本を見ることも許される高度な問題もすらすらと暗唱した。合格発表の日。宮外に貼り出された合格者の名簿には、ホ・ジュンの名が一等一上(首席)として堂々と記されていた。合格証を手に山陰へ帰って来たホ・ジュンを母親、ダヒ、ヤンテ、イルソが勢ぞろいして出迎えた。ホ・ジュンは彼らの前に内医院の合格を報告し、待ちに待った喜びの瞬間を分かち合った。喜びにわく山陰の面々とは逆に、漢陽ではドジが一人ホ・ジュンの合格に危機感を募らせていた。何としてもホ・ジュンが入って来る前に内医院でそれなりの地位を築いておきたいドジは、妻のスクチョンを使うことを思いつく。

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第33話「初登院」 | ホジュン~宮廷医官への道~

第33話「初登院」 | ホジュン~宮廷医官への道~

 下血して倒れたダヒを世話していて初日から遅刻してしまったホ・ジュンは、ドジから10日間の宿直を言い渡される。登院早々、上官たちに目をつけられたホ・ジュンだが、ある日、宮廷で懐かしい顔と再会する。オグンである。科挙の2次試験で落第したオグンは、そのまま漢陽で仕事を探すと言って残った。その後、典医監を訪ね、科挙1次試験合格の実力を訴えて内医院の種薬署員として雇ってもらったのだ。ドジとの結婚がダメになったイェジンも、以前助けてもらったイ・ジョンミョンの助けを借りて宮廷で働く医女になった。厳しい修行も受けず医女になったイェジンに他の医女たちは反発するが、深い教養と確かな医術の腕を持つイェジンは決してひるまない。こうしてユ医院で一緒だったホ・ジュン、ドジ、オグン、イェジンの4人が同じ宮廷内で働くことになったが、3人はまだイェジンの存在に気づいていない。一方、山陰に一人残されたイルソは、心にぽっかり穴が開いたような寂しさに耐えられず、考えた挙句、ハマンをだまして漢陽へ引っ越す決心をする――。

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第34話「出世街道」 | ホジュン~宮廷医官への道~

第34話「出世街道」 | ホジュン~宮廷医官への道~

 内医院に入って10数年間、ずっと恵民署で働いている変わり者の医官キム・マンギョンに出会ったホ・ジュンは、出世ばかりを考え患者を診るという医員の本分を忘れていた最近の自分に気づき、一方のマンギョンも、患者の患部にためらうことなく口をつけ、膿をすい出したホ・ジュンの姿勢に衝撃を受け、ホ・ジュンのような医官が内医院に入ってきたこを歓迎する。内医院の生活も少し落ち着いた頃、イルソ一家が漢陽にやって来る。山陰と変わらず苦しい暮らしを送るホ・ジュン一家だったが、山陰で受けた恩返しのためにも裏の部屋を提供する。一方、医女になったイェジンは、ある日、内医女に命じられ他の医女たちと一緒に宮殿の外へ連れて行かれる。夫が亡くなった後、下男と通じた夫人を逮捕するためだった。抵抗する夫人を板に縛りつけ、罰を加える役人たち。目の前で繰り広げられる凄惨な状況を直視できず、その場を逃げ出したイェジンを先輩医女は容赦なく叱りつける。患者を診るだけが医女の仕事ではない、というジョンミョンの言葉をイェジンは思い出した――。

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第35話「恵民署勤務」 | ホジュン~宮廷医官への道~

第35話「恵民署勤務」 | ホジュン~宮廷医官への道~

 密通の罪で捕まった両班夫人に死刑が下されたが、彼女の世話を命じられたイェジンは夫人が妊娠している事実を捕盗庁の従事官イ・ジョンミョンに告げる。驚いた従事官は事実を確認するため内医院の医官を呼ぶと、なんとホ・ジュンが派遣されてきた。病身のユ・ウィテを残し、一通の手紙を残して山陰を去ったイェジンとこんなかたちで再会できるとは思ってもおらず、懐かしさに胸がいっぱいになるが、医女のつらさを思うと、喜びよりも心配が先に立った。やがて新人医生の配属が発表される日がやって来た。ホ・ジュンの配属をどうするかで上官たちの意見が衝突し、発表が延期されていたが、結局、ホ・ジュンを目の敵にするキム判官たちの意見が通り、ホ・ジュンは恵民署に配属される。これも修行の一つと受け入れるホ・ジュンだったが、同じ新人医生のチャン・ハクトはどうしても我慢できない。ホ・ジュンを目の敵にするキム判官の謀略だと御医に直談判に行き、最初はあり得ないと一蹴する御医だったが、自分のクビをかけて訴えるチャンの気迫に動かされ、ついに調査に乗り出す。

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