今回の大人のバイク時間は「冬のバイクの楽しみ方 後編」として、鉄人ライダーの賀曽利隆さんをお招きし、MOTORISEファミリーの中野真矢さん、平嶋夏海さんと、バイク好き芸人のノッチ(デンジャラス)さん、レイザーラモンRGさん、福田充徳(チュートリアル)さんと一緒に冬のバイクの楽しみ方について語っていきます。
メンバーが冬のツーリングで気を付けていること
中野真矢さんは、寒くならないような装備です。福田充徳(チュートリアル)さんは夕方までには家にたどり着くことを心掛けていると言います。レイザーラモンRGさんはこまめに休憩を取って、暖を取るとのことです。ノッチ(デンジャラス)さんは、こまめにストレッチをして体がこわばらないようにするとのことでした。平嶋夏海さんは寒いのでトイレが近くなるとのことで、トイレに行くタイミングに気を付けるとのことです。それぞれ冬のツーリングで気を付けている点は若干違うようですね。
鉄人の心構え
鉄人ライダーの賀曽利隆さんの冬のツーリングでの心構えは、絶望感とのことです。一体どんな意味なのでしょうか。冬のツーリングでは、絶望感に陥る前に休憩を取ることが重要と言います。
冬のツーリングで辛かった体験談
中野真矢さんは、手が冷たかった時に、ライダーたちがエンジンで温める光景に憧れていて試してみたところ、グローブが溶けてしまったという危険なエピソードを披露してくれました。福田充徳(チュートリアル)さんは、大雪の道で転倒したことが怖かったと言います。
レイザーラモンRGさんは雪が降った翌日、もう溶けているから大丈夫だと思ったら、橋の上が凍っていて危険だったという話をしてくれました。冬のツーリングは、楽しさの中にいつもと違う危険がはらんでいるようですね。
鉄人おすすめの冬のツーリングルート
鉄人おすすめの冬のツーリングルートの1つ目は、千葉県の市川から房州の野島崎を回り、銚子まで出るルートです。冬でも房州は温暖で走りやすいそうです。もう1つは沼津を出発し、石廊崎を回って熱海まで向かうルートです。伊豆を一周するルートは、やはり暖かで景色も良いのでおすすめです。関西方面の方なら、大阪を出て和歌山県の潮岬、新宮を回り、三重県の松阪へと向かうルートがあります。暖かな和歌山の海岸線を通って、松阪で松阪牛のすき焼きを食べるなど、楽しそうなルートですね。ただし、山中は雪が積もっているので大変です。鉄人おすすめの冬のツーリングルート中級編もご紹介していますので、興味ある方はぜひご覧ください。
鉄人おすすめ冬の峠越えの魅力とは
鉄人が面白いと推すのが、中央分水嶺です。これは冬でも超えられる峠だと言います。また、国道361号、木曽福島から長峰峠を越えて、高山へと出るルートは雪と氷の大格闘が面白いと語ります。さらに、山形県の寒河江から肘折温泉へ抜けるルートは「助かった」という感動が得られた峠越えです。
苦しくてしんどいほど面白いと感じてしまう鉄人特有のルートなので、安易に真似しないようにしましょう。レイザーラモンRGさんもロケで過酷な経験をしており、それ以降「どんなツーリングも怖くなくなった」と語っています。鉄人いわく「過酷な体験はライダーを強くする!」とのことです。
鉄人の冬の挑戦とは
挑戦こそが冬のツーリングの醍醐味という鉄人の思い出に残っているエピソードは、釧路から稚内に向けての冬の北海道旅。なんとマイナス26℃のツーリングです。そのほか、冬のツーリングではサウナに近い体験を楽しめると言います。
冬のツーリングでやってはいけないこと
鉄人によると、冬のツーリングでやってはいけないのは「バイクに乗らないこと」です。冬の間バイクに乗らないことは、バイクにとってもライダーの健康にとっても良くないと言います。鉄人の極意など気になる話は、ぜひ本編をご視聴ください。
第316回「冬のバイクの楽しみ方 後編」まとめ
鉄人ライダー賀曽利隆さんをお招きし、バイク好き芸人さんたちと冬のツーリングについてお話ししてきました。ここではご紹介しきれない鉄人のデンジャラスなエピソードも満載の回です。M度の強い鉄人の冬のツーリング話をもっと楽しみたい方は、ぜひ大人のバイク時間 MOTORISE 第316回「冬のバイクの楽しみ方 後編」をご覧ください。