今月の「惜しくもランク外」は?

赤い袖先 ドラマ

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先週の「ゴー・バック夫婦」に引き続き、今週も韓国ドラマの紹介です。
そして、この作品は今月の「惜しくもランク外」。ランクイン目指して、たくさんの方に見ていただけると嬉しいです!
ジュノの名演技が光る韓国時代劇「赤い袖先」。何度見ても切なく泣ける珠玉のラブストーリー。
今回のテーマは『格差愛』です。

朝鮮王朝第22代王イ・サンと、彼が一途に愛した宮女のラブロマンス「赤い袖先」

韓国ドラマで「イ・サン」といえばお馴染みですよね。数々のドラマ、映画に描かれた名君の朝鮮第22代王・正祖(イ・サン)。

ただこの作品は、王のために働く宮女たちの人生を深く掘り下げ、その女官と王の恋を新しいアプローチで描いたという今までにない斬新さがあります。

赤い袖先

歴史上ではイ・サンの父は罪人として亡くなっていて、その事実が人々を苦しめます。罪を憎む人、冤罪と復讐を考える人、その事実から目を背けたい人、、、色々な思惑が渦巻きます。

史実に忠実に描かれつつ、イ・サンの恋模様が彩りを添え、物語に深みを与えています。さらに、時代劇ならではの華やかな衣装も見どころの一つで、視覚的にも楽しめる作品です。

ちなみに、「赤い袖先」の意味は宮廷で働く宮女たちの服は袖先が赤く、それは王に仕える女性であることを示していたと言われています。

宮廷に仕える女性たち

イ・サン役のジュノは16キロのダイエットという果敢な挑戦で、華麗なるカリスマと威厳に満ちた魅力が爆発。王になるための苦悩や孤独、そしてその覚悟をさすがの演技力で魅せます。感情が画面を通り越してビシビシ伝わってくるくらいの迫真の演技。

ジュノはシリアスとコメディの加減が本当に上手で、悲しげな表情ももちろんいいのですが、護衛役のオ・デファンとのやり取りはコメディ強めで微笑ましく、イ・セヨンとの場面は和みます。

和む瞬間

そんなイ・セヨン。純真で溌剌とした宮女でこの時代に自立心の強い女性の役がぴったりでした。王と宮女、身分の違いも含め自分の感情を隠し続けなければならないジレンマ。
歯を食いしばりながら涙を流す、憂いを含んだ表情が印象的で、こちらもさすがの演技力。

イセヨン

ジュノの輝くカリスマに心奪われがちですが、最後に気になるイケメン

ヤン・ビョンヨル。イ・セヨンの兄役です。常に帽子を被っていて髭もあるので、なかなか素顔が分かりにくい上に、なかなか出てこない! 是非、本編内で動いている彼をご覧ください。

ヤン・ビョンヨル

ストーリーはちょうど真ん中辺りで大きな山場を迎えますが、全体的にずっと何か起きているので飽きさせません。脇を固める個性あふれるベテラン俳優陣も作品に花を咲かせます。

後半は涙、涙で胸痛む場面が多いです。でも、ジュノも厳しい表情が多い中、ふとした時の笑顔が少年のように可愛いので、その心地よさをお見逃しなく。

少年のような可愛さ

一目でわかる相関図はこちら!

相関図

『赤い袖先』視聴はこちらから!

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