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3月の「恋愛特集」2本目の作品は、少し早いですが、今年1番のラブストーリーと断言しておきましょう!
中国で大ブレイク中のジャン・ワンイー最新主演作品「愛しているのに」をお届けします。チョン・へインが主演した韓国ドラマ「ある春の夜に」を中国版にリメイクした作品。
今回のテーマは『忍ぶ恋』です。
「愛しているのに」内容紹介
「ナチュラル」「等身大」という言葉がぴったりはまる作品です。
中国ラブコメドラマによくあるお金持ちのCEOも実業家も出てきません。
普段の日常を切り取った男女の恋のお話…と聞くと「普通。」と思われてしまうかもしれませんが、いえいえ、とても心に響く作品なのです! 印象的なシーンや言葉が多く、主演2人も含め、2人の親友や家族に心根のいい人がたくさんいるので、癒される場面が多く至福の時間が訪れます。

1話目の始まりから、アンニュイな雰囲気が漂います。今までの中国ドラマにないしっとりとした感じに引き込まれます。
中国時代劇「長相思」で大ブレイク中のジャン・ワンイー。そんな彼の一目惚れから始まります。時代劇も似合いますが、現代劇だと彼の優しい顔立ちが引き立ちます。たれ目感が可愛い。失礼ながら、薄幸な感じが似合っていて劇中で「1度だけでいいんだ、自分の欲望どおりに、思うように生きてみたい。」という言葉が彼の順調ではない人生を物語っています。スン・イーを見つめるまなざしが、常に優しい。

スン・イーは付き合って10年の彼氏がいるものの、結婚に踏み切らない彼に嫌気がさし始めていました。その隙間にジャン・ワンイーが入り込んできます。性格も佇まいもとても可愛いく、スタイル抜群。そりゃ、一目惚れしますよねー。

スン・イーの彼氏にユエン・ウェンカンなのですが、最初からジャン・ワンイーとスン・イーがお似合いすぎて、残念ながらお邪魔感がまとわりつきます。
2人の恋は前に進めなく切ないのにどこか心地よく、見ているだけで穏やかな気持ちになれます。それは、最初から2人ともストレートで、感情を偽ることなく素直に気持ちを伝えて関係を築いているところに感情移入してしまうからでしょうか。 反対にウソで固めて逃げているユエン・ウェンカンに良い感情が浮かばず、今カレなのにヒール役で物語をかき乱します。

2人の電話のシーンが多いのですが、それも納得。共に声が低めでとても心地いいのですよねー。そのことも含め、2人はとてもよく話をします。心にため込まず、率直にぶつけて、お互いをしっかりと受け止める。さらに、お互いのことを1番に考える思いやりに心温まります。

恋した時に感じる心の奥がキューンとなるような甘い切なさを疑似体験しているような錯覚。そのくらい自然で気負った演技でないところが魅力的。
さらに雰囲気を高めてくれるのが挿入歌。「The Brownie Band」の楽曲ですが、どこか懐かしくも感じる独特のリズムで、よりほろ苦い気分に浸らせてくれます。

ジャン・ワンイーの妹のグー・ユーハンも兄と同じくとても純粋で透明感のある女の子。兄の恋を温かい言葉で応援します。めっちゃええ子です。 さらに、スン・イーの親友シー・ラン役のウー・ヨウがとてもいい。綺麗なだけじゃなく、スン・イーにしっかり寄り添い、どんな時でも味方ですが、ちゃんと苦言も呈す。最高の親友。

韓国ドラマ「ある春の夜に」が好きな人にも納得の作品ですし、見ていない方にも心に響く素敵な作品です。とりあえずまずは1話、ご覧ください。恋愛だけじゃない、友情、兄弟愛、家族愛に溢れた作品。
そして、何回も見てください。毎回新しい発見があり、ほんわかと柔らかい気持ちになれますよ。

一目でわかる相関図はこちら!

「愛しているのに」視聴はこちらから!
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