太田和彦さんが群馬で絶景のアーチ橋と評判の酒肴を堪能

太田和彦 群馬 酒×食
太田和彦 群馬

今回は番組初となる群馬県を訪問。旅のスタートは群馬県と長野県の県境に位置する安中市にある絶景のアーチ橋から。散策を楽しんだあとはお楽しみの居酒屋へ。知られざる群馬の魅力を太田さんがお伝えします。

圧巻のめがね橋

めがね橋

安中市の横川駅から程近い場所に位置する「めがね橋」こと碓氷第三橋梁は、明治25年(1892年)から104年間、鉄道橋として活躍した煉瓦造りの巨大アーチ橋。江戸時代には難所とされた場所に建設され、群馬県と長野県の往来を劇的に改善しました。太田さんは橋の壮大さに感嘆し、明治時代の鉄道技師たちの執念と技術力に深い感銘を受けていました。

高崎の街並み〜1500年の歴史に触れる

家庭料理 実家

群馬県最大の都市である高崎市は、都心から新幹線で最速50分という好アクセス。中央銀座3番街を散策しながら、昭和の面影を残す映画館や趣のある商店街の雰囲気を楽しみました。また、5世紀後半に作られた八幡塚古墳も訪れ、博物館で1500年の歴史に触れました。

旬菜と地酒 はなぶさで絶品料理を堪能

笑顔で注ぎます

高崎市内の住宅地にある「はなぶさ」は、2013年にオープン。駅から離れた場所にありながら、この店を目的に訪れる客で賑わう実力店です。店主の名前「英」から「はなぶさ」と名付けられました。

料理

先付は前日予約で8品という豪華さ。旬の食材を活かした料理の数々が美しい器に盛り付けられて供されます。驚きだったのは、その場で作る出来立て豆腐。プリンのような滑らかな食感と共に、太田さんも「豆の香りがすごい」と新鮮な味わいに感激していました。

絶品料理

太田さんお気に入りの一品となったなめろうは、店で手作りする味噌で仕上げた逸品。ごまとネギの風味に味噌のコクが加わり、酒のつまみとして絶品との評価。これには群馬で最も長い歴史を誇る牧野酒造が醸す高崎の特別純米酒を合わせ、地酒との見事なマリアージュを堪能しました。

注文を受けてから丁寧に焼き上げる甘鯛のうろこ焼きは、まさに工芸品のような美しさ。オープンキッチンで繰り広げられる店主の10年の経験に裏打ちされた確かな技と落ち着いた仕事ぶりに、太田さんも深い信頼感を示していました。一品一品に込められた店主の丁寧な仕事が、料理を通じて伝わってくる素晴らしい時間となりました。

「群馬で絶景のアーチ橋と評判の酒肴を堪能」まとめ

店主に群馬県民はどのような人かたずねると「かかあ天下」との答えが。しかしかかあ天下は、強気な女性を指すものではありませんでした。家のことをきちんとこなす女性、縁の下の力持ちのような女性を表す言葉だったのです。ここでは紹介しきれなかった群馬の魅力は、ぜひ番組でご覧ください。

太田和彦のふらり旅 新・居酒屋百選 第143回「群馬で絶景のアーチ橋と評判の酒肴を堪能」はBS11+で配信中

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