静岡県伊東市を訪れた今回の旅。太田和彦さんが温泉街を歩きながら、地元の人々や味との出会いを楽しみます。伊東の酒米で仕込んだ地酒「池」や、世界のビールグラスが並ぶ雑貨店、昭和の名建築「東海館」、そして新鮮な鯵料理を味わえる評判の居酒屋まで、見どころ満載です。
ご当地の地酒と絵とぬくもりと

太田さんが歩いたのは、駅前の「湯の花通り商店街」。懐かしさの漂う商店街で出会ったのは、伊東・池地区で採れた酒米を使った地酒「池」。その酒店の女将さんが描いた絵や、娘さんの作品が飾られた店内には、家族の温もりと地元愛が感じられました。
掘り出し物に物欲全開!

偶然目にしたのが、ビール専門のヴィンテージ雑貨「麦酒庵」の店先に並ぶビールグラス。店内には世界中のビールグラスやビンテージ雑貨が所狭しと並んでいます。まるで宝探しのような店内に、太田さんは「すごいですね」と目を輝かせ、財布と相談しながらもしっかりお買い物。心をくすぐるアイテムたちに大満足の様子でした。
何気ない街歩きが生む、旅の醍醐味

太田さんが足を止めたのは、昔ながらの商店が並ぶ通り。生活雑貨店や洋服屋の軒先には地元の暮らしが感じられ、ふと立ち寄った練り物屋では、かまぼこやキンメの煮付けを見つけ、晩酌のアテとして購入していました。観光地らしい華やかさというより、地元の日常に触れられる空気があり、太田さんも「生活感があっていいね」とその雰囲気を楽しんでいました。
昭和の名建築「東海館」で温泉を堪能

次に訪れたのは、昭和3年創業の木造3階建て旅館「東海館」。平成9年に旅館営業を終えた現在は、市の指定有形文化財として一般公開され、日帰り温泉も楽しめます。細部にまで職人の技が息づく建物に、建築好きの太田さんも興味津々。ゆったりと湯に浸かり、旅の疲れを癒やしました。
新鮮な魚に舌鼓!伊東の夜は「食いどころ梅原」で

夜の一杯を求めて向かったのは、昭和50年創業の「食処うめはら」。伊豆の鮮魚が自慢のこの店では、カマスの南蛮漬け、鯵(アジ)刺身、小鯵の干物を素揚げにした唐揚げ、地元漁師料理の「鯵のたたき丼」など、鯵三昧の料理がずらり。昼間に訪れた酒店で見かけた地酒「池」もここでいただきました。お店を営むご夫婦との気さくな会話も、旅の味わいをより深めてくれました。
◾️「静岡・伊東市で温泉街と鯵尽くしを満喫」まとめ
今回の伊東の旅では「なにげなく温泉に浸かって刺身で一杯やるだけ」のつもりが、思いがけない発見と人とのふれあいによって、太田さん自身も「番組の真髄がここにある」と語るほどの豊かさに包まれました。紹介しきれなかった内容は、ぜひ番組をご視聴ください!