1960年代のイギリスを舞台に、ジェントリー警部が相棒バッカスとともに、様々な事件を解決していく骨太ミステリー作品。
「警部ジョージ・ジェントリー」ざっくりおすすめポイント
#1に「刑事モース~オックスフォード事件簿~」のショーン・エヴァンス(若い!)が出てきてビックリ!
イギリスミステリー好きにはちょっとお宝発見的な入り方で、まず興味が高まります。
物語は2話完結で、事件が起こるとわずかな手掛かりから少しずつ真実をたぐりよせます。1歩ずつ丁寧に進んで行くので、ストーリーはそれほど難解ではないのですが、歴史や文化、人種などの要素が入っているので、真相の解明は一筋縄ではいきません。
そんな中で2人はぶつかり合いながらも、ほとんどの場合ジェントリーの洞察力の鋭さが冴えわたり、点と点を結びつけ事件を解決へと導いていきます。
証拠を集めながら綿密にコツコツ進めていくジェントリーと思い付きで行き当たりばったりのバッカスが対照的で、2人の会話は「ん?コメディ?」と思わせることが時々あります。イギリスミステリーらしく、全体的に鬱々とした空気が漂っていますが、2人の会話はほのかな明るさを灯してくれます。
凄惨な事件の中で少しずつ信頼関係が芽生えていく2人の関係を見守りながら、謎解きを堪能して下さいね。
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