今回の舞台は青森県八戸です。三陸浜街道は江戸時代、沿岸で採れた海産物を運搬するために欠かせない街道でした。豊かな自然が残る八戸には、種差海岸や海猫の繁殖地として有名な蕪島など、人気の観光地がいっぱい。中山秀征さんが海鮮と郷土グルメを味わいながら三陸浜街道を散策します。
青森・八戸の港町で人情の旅がスタート!
旅のスタートは「陸奥湊」駅の近く、三陸浜街道にある湊橋からスタート。
さっそく立ち寄ったのは、ご近所の人が集う、憩いの場のような天ぷらのお店です。気さくな人たちばかりで、なかなか歩数が進みません。
陸奥湊駅前では知らない人はいないという名物おじさん、亀橋清司さんのお店も覗きました。カスベ(エイの仲間)、ホッキ、貝など、港町ならではの新鮮な魚介類が並びます。中山さんの大好きなイカの塩辛もたくさんいただきました。八戸の人は皆さんとても温かいですね。
イサバのカッチャ?
イサバのカッチャとはいったいなんでしょうか?近くにいたお母さんたちに聞いてみると、「私たちみたいなこと」との答えが。イサバとは魚を扱う業種、カッチャとはお母さんという意味だそうです。
市場で発見!最高のオリジナル朝ごはん
市場が賑わうこのエリアでは、新鮮な魚介が並ぶ小売市場を訪れました。こちらでのお楽しみが朝ごはん。自分で好きなものを店で選んで購入し、オリジナルの定食にして施設内の食堂でいただくことができるのです。中山さんは自分好みの食材を選んでオリジナル朝ごはんを作成。海鮮丼や焼きたてのサバは「人生最高の朝ごはん!」と大絶賛。八戸を訪れたらぜひ行ってみたいですね。
200年続く味!八戸名物「せんべい汁」の魅力
八戸の郷土料理「せんべい汁」を提供する老舗店に立ち寄りました。200年以上の歴史を持つこの料理は、八戸ならではの南部せんべいを使った鍋料理です。出汁で煮込んだせんべいは、外側は柔らかく、中はもちもちの独特な食感。中山さんも「アルデンテなせんべいが絶品」と感動していました。
ゴールは八戸城跡「三八城公園」
旅のゴールは、八戸城跡を利用した三八城公園。高台から見下ろす八戸の街並みは絶景そのもの。中山さんは「街全体がふるさとに帰ってきたみたいに温かい」と旅の締めくくりにコメントしました。
ここでは紹介しきれなかった旅の模様はBS11+で配信中。ぜひチェックしてみてください!