長野県伊那市の高遠は、日本三大桜の名所である高遠城址公園が有名です。しかし桜の季節が終わると観光客が激減し、町は寂しさを感じることも。そんな高遠の魅力を再発見するべく、町おこし企画の第1弾として中山さんが訪問します。
伊那市観光協会の丸山舞さんと魅力をPR
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企画に応募してくれたのは伊那市観光協会の丸山舞さん。アピールしたいポイントは「高遠そば」「高遠石工」「定住率が高い」の3点です。気になる「高遠そば」のお店からスタートです!
ちょっと変わった?高遠そば
まず訪れたのは「壱刻」。蔵を改修した趣ある店舗で提供されるのは、焼き味噌と辛味大根の絞り汁をそば湯に溶かして味わう伝統的な高遠そばです。
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さらに、かつて家庭料理として親しまれていた幻の「芝平(しびら)そば」も登場。現在では打てる人が少なく、絶滅寸前とも言われる貴重な一品です。高遠そば打ち愛好会の皆さんによる実演で、その伝統の味が披露されました。
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味噌と辛味大根がガツンとくる!と中山さん。この味を知ってこそ高遠そば。伊那市を訪れてみたら食べてみたいですね。
定住率が100%!移住者に聞く高遠の魅力
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伊那市では、地域おこし協力隊の任期満了後の定住率が100%だそうです。元地域おこし協力隊で、現在は生ハムやソーセージ作りに取り組んでいる酒井さんにお話を伺います。自然豊かな環境で子育てをしたい方の移住が多いそう。地元の温かい人々に支えられて、定住率が高くなっているようです。
石の芸術・高遠石工
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江戸時代に全国を行脚し、高い技術を誇った高遠石工。その中でも名工・守屋貞治が手掛けた40体もの石仏が健福寺に並びます。特筆すべきは、表面の仕上げ技術。衣の部分はザラザラ、お顔はツルツルと職人技が光ります。
高遠名物の「石仏ガチャ」では、なんと中山さんがシークレットの石仏を引き当てました!それはどんな石仏だったのか?詳しくは番組をご覧ください。
老舗和菓子店「あかはね」の草もち
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創業明治30年の和菓子の老舗「あかはね」では、定番の高遠まんじゅうとともに、地元住民に愛される草もちが紹介されました。観光客にはあまり知られておらず、店頭に並ばないことも。訪問時には「今日、草もちありますか?」と尋ねてみるのがポイントです。
「町おこし企画第1弾!長野・高遠の隠れた美食」まとめ
春の桜だけでなく、高遠には通年楽しめる魅力が満載でした。美食、歴史、地域の温かさに触れながら、町おこし企画は大成功。中山さんも「初めてづくしの1万歩」として、忘れられない旅となったようです。次回はどの町で新たな発見があるのか、今後の展開にもご期待ください。