今回の舞台は山梨県富士吉田市。中山秀征さんが、富士山の絶景やご当地グルメを楽しみながら、地元に迷惑をかけずに満喫できるスポットを探して1万歩の旅をします。富士山専門の写真家が教えてくれた絶景スポットや、美味しい富士山グルメも紹介。吉田口登山道の入り口に建つ「金鳥居」からスタートします!
富士山と和菓子、歴史ある町の味わい深さ

200年以上前に建てられた金鳥居をくぐって富士みちを通り、まず立ち寄ったのは、和菓子の老舗「東京屋製菓」。初代店主が東京・八王子で修行していた店名を受け継ぎ、地元米を使ったお菓子や茶道で使う干菓子を提供しています。

地元米ミルキークイーンを使った「富士みずほ団子」に、中山さんは「食べたことない美味しさ!」と感動。「もちもちで香ばしい」と頬を緩ませていました。
富士山を美しく撮れるスポット

富士山専門の写真家・オイさんに、車道に出る必要のない撮影スポットを教えていただきました。西裏通りは、商店街の奥に富士山が顔を出し、レトロな街並みとともに絶景が広がります。さらに、富士山駅の屋上、農村公園、約400段の階段を登った先にある荒倉山浅間公園の展望台など、地元にも観光客にも優しいビューポイントが次々と紹介されました。ぜひ番組で絶景をご確認ください!
地元に根づく富士山愛、昭和の本屋でのひととき

散策中、中山さんが偶然立ち寄ったのは、昭和の面影を残す「月の江書店」。創業75年の老舗で、店内には雑誌や書籍はもちろん、昭和時代のプラモデルまで並び、懐かしさがあふれています。
店主の刑部さんは、生まれも育ちも富士吉田。「富士山は家族のような存在」と語り、「毎日顔が違って飽きない」との言葉に、中山さんも深くうなずいていました。地元の人にとって富士山は、ただの観光資源ではなく、日々の暮らしに溶け込んだ大切な存在なのだと実感できるエピソードでした。
富士山づくしの絶品グルメに大満足

道中には富士山をモチーフにしたグルメも続々登場。「喫茶檸檬」では、粉チーズで雪を表現した「ふじさんコロッケ」や、透明な「富士山コーラ」を堪能。さらに青いカレーや富士山型のカレーパンなど、見た目にも楽しいご当地グルメに、中山さんは「これは写真撮りたくなるね!」と大興奮。

締めくくりは、地元で長年愛される「吉田のうどん」。地元の人々とのふれあいを楽しみつつ、太くてコシの強い麺に馬肉とキャベツという独特の組み合わせのうどんを堪能しました。
「地元に迷惑をかけない富士山の楽しみ方!」まとめ
地元に迷惑をかけずに楽しむ、そんな旅の心がけを教えてくれた今回の富士吉田の旅。ロケの日は雲がかかっていて富士山の全貌は見られませんでしたが、中山さんは「また来たくなる」と語るほどの魅力が詰まっていました。紹介しきれなかった内容は、ぜひ番組をご視聴ください!