今回は、元HKT48の山本茉央さんの総まとめレッスンスペシャルです。アプローチショットのマネジメント、左足下がりからのロングショット、下りグリーンへのバンカーショットについて、諸見里しのぶプロからわかりやすいアドバイスが学べます。山本茉央さんを推している方やアイドル好きな方も、ゴルフをしっかり学びたい方もぜひご覧ください。
アプローチショットのマネジメント~ボールの止めどころとクラブ選択
山本さんの力強いスイングは諸見里プロも絶賛です。二打目もなかなかのショットでした。バンカーを怖れる第三打、9番アイアンで臨みました。四打目もイメージ通りだったのですが、何が足りなかったのでしょうか。選んだ番手は56度です。落としどころより、次のショットの難易度を見極めること、ピンの先までどうやって飛ばすかを考えることが大切です。これを考えると、番手は52度がおすすめでした。
アプローチショットのマネジメントのポイントは3つです。パッティングをどこから打つか、最初は落としどころより、止めどころをイメージすることが大切です。次に落としどころを決め、クラブを選択しましょう。そして、最終目標から逆算してマネジメントをすることが大切です。
左足下がりからのロングショット~ライン出しでのコントロール~
まともにラインの影響を受けてしまった山本さん、以前から左足下がりからのロングショットが苦手だと言います。では、どうすればいいのでしょうか。諸見里プロのアドバイスを得ていきましょう。
傾斜地でのポイントはまず2つです。ラインのイメージを掴むこと、番手は1つ上げて傾斜を狙うことがポイントになります。一方、傾斜に逆らってボールを捕まえたい時は、番手を1つ下げるという戦略もあります。プロのアドバイス通りに行ってみると、なるほどパワフルでイメージ通りのナイスショットが繰り出されました。
左足下がりからのロングショットのポイントは、体重移動を抑えるために、ボール位置を右にして、普段よりスタンスを狭めに構えましょう。次にフルスイングではなく、コンパクトなトップとフィニッシュを意識することが大切です。そして、クラブの選び方のポイントは2つのパターンがあります。傾斜に逆らわず、左を向きフェード系のボールを打ちたい時は、クラブの番手を1つ上げましょう。一方、傾斜に逆らってボールを捕まえたい時は、クラブの番手を下げるのがポイントです。
下りグリーンへのバンカーショット~適切なボール位置とバウンスの使い方
スタンスを狭め、抜群のナイスショットで、難しいと言われるホールを見事に制しました。ここで山本さんのリクエストでプロからアドバイスをもらいます。下りグリーンへのバンカーショットのポイントです。56度より58度の番手を選ぶことで、ソール幅が広がり、バンカーから抜け出しやすくなります。下りグリーンへのバンカーショットでは、飛び過ぎない準備が大切になります。
そのためのポイントは大きく3つです。まず、ボール位置は真ん中からやや左寄りにし、フェースを開いて重心を下げて構えましょう。次にコックを使ってアウトサイドにクラブを上げます。そして、ソールから砂に着地するように、カット軌道でスイングしましょう。その状態でフェースが上を向くようにフォローを出せば、ボールを上に上げることができます。
総まとめレッスンのまとめ
今回は、HKT48出身の山本茉央さん総まとめレッスンスペシャルとして、アプローチショットのマネジメント、左足下がりからのロングショット、下りグリーンへのバンカーショットなどスコアアップに役立つテクニックを学びました。山本さんのパワフルなショットはいずれも見ごたえがありました。気になるショットがある方は、ぜひ番組を見て学んでください。