諸見里しのぶ 実践 ゴルフテク、第144回の 総まとめレッスンSPのゲストは、フリーアナウンサーの武藤彩芽さんです。ドライバーショットのレッスンでは右へのミスを防いで飛ばす秘訣、フェアウェイウッドの打ちこなし方ではヘッドアップ防止のテイクバック、そして武藤彩芽さんが苦手とするパッティングではパッティングを安定させるためのお尻の位置と体幹の連動を学んでいきます。諸見里プロが伝授するスコアアップに役立つテクニックを一緒に学んでいきましょう。
ドライバーショット 右へのミスを防いで飛ばす方法
体が温まってくると、右へ行ってしまうことが多くなるというのが悩みという武藤彩芽さんですが、諸見里プロが気づいたのは頭を残しているという点です。頑張って頭を残そうとすると、体とのタイミングが合わなくなります。無理に残さず、振り抜いたほうが反れることがなくなるはずです。その際、右足を内側に引きつけたほうが、大きなエネルギーが出せます。左のグリップも内側めに持つと、より右に反れるのを抑えられます。
ドライバーショットが右に反れるのを防ぐには、左手のグリップは普段よりストロンググリップで握ること、スイングの際はインパクトの瞬間に右足を内側に引きつけること、そして頭を残しすぎずにフィニッシュまで気持ち良く振り抜くことがポイントです。
フェアウェイウッドの打ちこなし方 ヘッドアップ防止のテイクバック
1打目がうまくいくと、2打目で失敗するという武藤彩芽さんに、諸見里プロは次の目標を決めることをアドバイスします。フェアウェイウッドが苦手という武藤彩芽さんに、打ちこなすためのアドバイスを送ります。練習場でも、3~5球でもいいのでフェアウェイウッドを使って、低めのティーアップをしていきましょう。苦手意識を持っている時は、普段よりもボールをよく見るようにしましょう。普段よりまっすぐ目にテイクバックして、ヘッドアップまで我慢したら、後は気持ち良く振り上げるのがコツです。
インサイドに引きすぎず、まっすぐ引くイメージでテイクバックしましょう。特に最初の30cmはターゲットに対して、まっすぐ引くように意識することがポイントです。リズムとヘッドアップが早くならないように体幹を意識し、後は気持ち良く振り抜きましょう。インパクトゾーンからフォローまでは頭を残し、目線の高さをキープするのがポイントです。低めのティーアップで練習するのがおすすめです。
パッティングの安定 お尻の位置と体幹の連動
パターは苦手だけでなく、謎という武藤彩芽さんに、諸見里プロがアドバイスを送ります。手の力で持ってしまうと、手で操作しやすくなってしまうので、体幹を意識することが大切です。手の位置を体に近づけ、背筋や腹筋など体の大きな筋肉を使えるように意識しましょう。
体幹を意識し、足は頑張ってどっしりと固定することもポイントです。お尻の位置を空に向けるような感覚で、高くすることもポイントになります。手や腕が動かないようになる分、安定したパットを打つことができます。軸のブレがないパッティングを打つためには、お尻の位置を高くして構え、軸を安定させるのがポイントです。両肘は体につけ、手のひらを上に向けてから柔らかくグリップを握ることで、手や腕の無駄な動きを防げます。腹筋や背筋など体幹の力を使い、振り子のようにストロークしましょう。これで距離感も合わせやすくなります。
総まとめレッスンSPのまとめ
武藤彩芽さんとの総まとめレッスンでは、右へのミスを防いで飛ばすドライバーショット、ヘッドアップ防止のテイクバックを用いたフェアウェイウッド、お尻の位置と体幹の連動を使ったパッティングを安定させるためのテクニックを学びました。詳しいポイントは、ぜひ動画を視聴してみてください。