諸見里しのぶプロがゲストを招いて、ゲストが苦手とする点などにアドバイスとコツを伝授し、スコアアップを目指す総まとめレッスン第152回のゲストは雪平莉左さんです。「打ち上げでのドライバーショット~飛距離を伸ばす目線と8割スイング~」、「左足上がりのアプローチ~安定をもたらすスタンス幅~」、「プレッシャーのかかるアイアンショット~フィニッシュまで振り切るゆっくりスイング~」について、プロによるアドバイスが受けられますので、ゴルフ好きの方はぜひコツを学んでください。
打ち上げでのドライバーショット~飛距離を伸ばす目線と8割スイング~
スタートからタフな春風のもとでのスイングになりましたが、しっかり振り切れるでしょうか。飛距離はロスしましたが、力まず振り切れました。
ここで諸見里プロからのアドバイスが入ります。アゲインストではティーを普段より低くすることで、高く吹き上がるミスを少なくできるとのことです。打ち上げのティーショットでは目線が上がり、高く吹き上がりがちになります。
諸見里プロが伝授する打ち上げでのドライバーショットにおけるゴルフテクは以下の3点を抑えましょう。まず、目線を下げ、顎を引いて構えることで、あおり打ちを防ぎます。次にティーは普段より低くし、ボールの位置も1個分ほど左にセットしましょう。そして、目線をキープしながら顔を残し、8割の力で大きくスイングしてください。
プロのアドバイスに従って雪平さんが実践すると、ナイスショットになりました。この方法は打ち上げ以外の場面でも、飛距離アップが望めます。
左足上がりのアプローチ~安定をもたらすスタンス幅~
左足上がりの傾斜が強い場所では、足幅を狭めて立つなど小技も駆使することも大切です。アドバイスをもらっても、思うようにならず雪平さんは苦戦します。雪平さんのクセが出てしまうのですが、左足上がりの場所では普段通りに打つと、打ち上げてしまうことや左寄りになってしまいます。
左足上がりのアプローチを成功させるには、スタンス幅をいつもより狭めるのがポイントです。ボールにして1~2個分狭めるように構え、体全体で打つようにしましょう。チャレンジしてみる雪平さんですが、今度は手先だけで打ってしまいました。
風が強いことも踏まえ、体全体、背中の筋肉を大きく使うようにして打つのがポイントです。左足上がりのアプローチのポイントをおさらいしていきましょう。
まず、スタンスはボール1個~2個分の狭い幅にし、6対4で左足重心の構えにします。素振りの時点から明確に落としどころを決めておくことが大切です。大きな筋肉を使うイメージで、ゆったりとしたスイングを心がけましょう。
プレッシャーのかかるアイアンショット~フィニッシュまで振り切るゆっくりスイング〜
9番最後のティーショットにチャレンジします。ここまでのプロのアドバイスも活かせ、ナイスショットからのスタートです。つま先下がり、池越えのプレッシャーのかかるアイアンショットはどうクリアすればいいのでしょうか。
池越えや強い風などプレッシャーのかかる場面では、力んで過剰にボールを捕まえに行きがちなため、力まず、ボールを過剰に捕まえすぎないことがポイントです。インパクトまで顔を残し、前傾角度をキープしましょう。普段よりもゆっくりとクラブを上げ下ろすイメージで、フィニッシュまでゆっくりと振り切ってください。
総まとめレッスンまとめ
雪平莉左さんとの総まとめレッスンとして、打ち上げでのドライバーショットは飛距離を伸ばす目線と8割スイング、左足上がりのアプローチでは安定をもたらすスタンス幅、プレッシャーのかかるアイアンショットにおいては、フィニッシュまで振り切るゆっくりしたスイングをプロから学びました。ぜひみなさんのゴルフの参考にしてください。