今回のテーマは、京都に息づく日本画の世界。
日本初の画学校の歴史、京都画壇、そして伝統工芸。常盤さんと一緒に色々な角度から日本画の魅力を紐解いていきましょう。
内容紹介
最初に訪れたのは京都市京セラ美術館。
ここでは、京都市立芸術大学の副学長・川嶋渉(かわしま わたる)教授から作品の説明を受けながら、京都画壇の世界を案内してもらいます。
近世から近代へと連なる京都画壇の巨匠たちの足跡。常盤さんも目を奪われた個性的な作品の数々。京都画壇の発展の歴史を感じ取れます。

そんな京都画壇の作品に感銘を受けたという常盤さんが次に向かった先は「京料理 ちもと」
画家や文化人の方々に愛されたというこの老舗料亭には200点もの絵が残されています。
即興で書かれた絵も数多くあり、美術館で見る作品にはない軽やかな筆遣いに趣を感じます。

京の特等席と呼ばれる特別な空間でいただく老舗の味。うらやましい限りです!
絵画に負けない色鮮やかなお料理が次々と出てきます。素敵な作品を愛でながら、美味しいお料理に舌鼓。最高の贅沢に常盤さんも感慨深く食事を楽しまれました。

次に訪れたのは前身の京都府画学校から数えて140年の歴史を持つ京都市立芸術大学。
日本初の画学校として多くの京都画壇の名匠を輩出してきました。
開校当時から続いているという模写の授業風景をのぞく常盤さん。一生懸命に取り組む学生との会話では感心しきりでした。

最後に「染工房 正茂」に立ち寄ります。
こちらでは手描き京友禅の技に触れます。かつては京都画壇を代表する画家たちが着物の下絵を手がけ、日本画は手描き友禅の世界に新風を吹き込みました。
そんな手描き友禅の体験ができるということで、常盤さんは色差しの工程に挑戦。

日本画の伝統と革新を体感し「日本画は無限の可能性を秘めている」と結ばれていた常盤さん。
番組内ではそんな常盤さんの和やかな表情や素敵な着物姿をじっくりと見られますし、さらに常盤さんの気になるカフェ店を紹介するコーナーもあります。
ぜひ、番組をご視聴ください!