第16話 「苦悩の日々」| ホジュン~宮廷医官への道~
再度、紹介状をお願いしようと昌寧へ向かったホ・ジュンだが、右相様は朝廷の命を受け使者として明国へ向かった後だった。生きる目標を見失い、ただ酒場に入り浸って毎日を送るホ・ジュン。息子の変わり果てた姿を見るに耐えない母親はショックで寝込み、ただ1人ダヒだけが両班の家の雑用をしながら家を支えていた。一方、そんなホ・ジュンをよそに、ユ医院ではドジが高名な両班の病を治し、科挙に向けますます医術に磨きをかけていた。そんな時、ク・イルソ夫婦に大望の赤ちゃんが授かった。待ちに待った朗報だが、夫婦はお腹の赤ちゃんが息子か娘かが気になって仕方がない。オグンに脈を診断してもらったところ、なんと娘という結果が出てしまった。妊娠の喜びも束の間、落ち込むク・イルソ夫婦。どうしても諦め切れない2人は、お腹の中の娘を息子に変えることができるという医者を訪ねて行くが、なんとそこに座っていたのは、かつてユ医院で下働きをしていたプサンポだった。
BS11+(BS11プラス)単品レンタルで第16話を視聴
第17話「転女為男法」 | ホジュン~宮廷医官への道~
寒空の下、くずや餅を売る母親とダヒを見たホ・ジュンは、プサンポと一緒に働く決意をし、2人で咸安の両班の家にやって来た。5代続いて一人息子の家で、そこの嫁が30過ぎてようやく妊娠したため、妊婦の健康を管理するのがホ・ジュンの役目だという。しかし、プサンポには別の目論見があった。脈診で息子の可能性が高いとわかったにもかかわらず主人には娘と伝え、それをホ・ジュンが「転女為男法」を使って息子に変えてみせるとウソをつき、報奨金を巻き上げようというのだ。何も知らないホ・ジュンは妊婦のための補薬を煎じるが、すでにプサンポの悪行は役人の耳に入っており、詐欺を働く医員としてプサンポと共に捕まり、役所に連行されてしまった。
BS11+(BS11プラス)単品レンタルで第17話を視聴
第18話「サムジョクの過去」 | ホジュン~宮廷医官への道~
馬淵洞での出来事を経て、自分には医員の道以外ないと悟ったホ・ジュンは、再びユ・ウィテのもとを訪れ、許しを請うが、ユ・ウィテはまたしても冷たく追い返す。なんとしてもホ・ジュンに医員の道を続けてほしいイェジンは、今度はサムジョクにホ・ジュンの面倒を見てくれるよう頼む一方、ホ・ジュンにも今はサムジョクのもとで医術を学ぶ以外に道はないと説得する。三寂寺は伽耶山の山の中にあり、ハンセン病患者たちが治療をしながら一緒に暮らしている。警戒心むき出しの患者たち、毒々しい薬の臭いなど、異様な雰囲気に気後れするホ・ジュンだったが、次第に治療に打ち込むようになる。そんななか、サムジョクを殺気立った視線で見つめる若者がいることに気づく。サムジョクの息子、サンファだった。親子と思えない複雑な感情が漂う2人の関係を疑問に思うホ・ジュンに、グァンイクがサムジョクの過去について語りはじめる――。
BS11+(BS11プラス)単品レンタルで第18話を視聴
第19話「贖罪の道」 | ホジュン~宮廷医官への道~
目に入れても痛くないほどかわいがっていた一人息子のサンファが行方不明になり、懸命に捜すサムジョク。心当たりを片っ端から捜すが見つからず、落胆して家に戻ると、使用人の一人がサンファが遊んでいたそばをハンセン病患者が通りかかったと証言する。飛び出して再び捜し始めるサムジョク。すると、山の途中にサムジョクがサンファに贈った靴が落ちているのが見つかり、さらに進むとサンファの服をはおった少年がいた。恐ろしい形相で近寄ってくるサムジョクに、少年は「助けて下さい。私はヘビと雷魚しか食べてません」と怯えながら許しを乞うのだった。我を失い、少年の家に駆け込んだサムジョク。そこで彼が目にしたものは――。
BS11+(BS11プラス)単品レンタルで第19話を視聴
第20話「恨みが消える時」 | ホジュン~宮廷医官への道~
薬材を求めて町に来たホ・ジュンが酒幕で一服していると、ハンセン病患者が現れて大騒ぎになっていると知らせる人がいた。あわてて駆けつけてみると、そこにはさんざん痛めつけられたサンファがいた。三寂寺を抜け出したサンファとスヨンは空腹に耐えられず、食べ物を分けてもらおうと民家に立ち寄ったところで、大人たちに取り囲まれ、理由も聞かずに殴られたのだ。ホ・ジュンはハンセン病患者に対して並々ならぬ敵意を示す村人からサンファたちを救い出し、なんとか説得して三寂寺に連れて帰る。行き場を失ったサンファはスヨンと一緒に死のうとするが、その矢先、サムジョクが意識不明の重態に陥る――。
BS11+(BS11プラス)単品レンタルで第20話を視聴
キャストや相関図の詳細はこちら
©MBC 1999/2000 All Rights Reserved.